2007年7月26日 (木)

親離れ子離れそして兄妹離れのすすめ

この重いテーマについて、あえて書く!一部の福祉関係者、保護者などにとって見たら耳の痛くなる話であろう。しかし書く!

今日、千葉市に住む私の実妹から、メールが来た。以下全文。

そろそろ巣立つかも。一羽で過保護に育ったからなかなか飛ぶ勇気がない。親達が促してるんだけど。もしかしたら兄ちゃんが助けた彼奴かもしれない。違っても彼奴の兄弟には変わり無いね。

実は数週間前の日曜日の朝、実妹から弊社に電話。「団地の階段の踊り場の上に、ツバメが巣を作って、ヒナが一匹落ちちゃった。助けようがない。お母さんツバメも困っている。どうすればいいの?」

「お兄ちゃんが飛んでいくサ!待っていなさい!」

たまたま休みの日の朝だったので、すぐさま現地に向かった。片道1時間以上。ヒナは助かるか・・・。

現地に着くと、その救出の困難さに思わず愕然とした。階段の踊り場の天井なので、簡単に届く場所ではない。3匹のうち、2匹はすでに亡くなっていて、一番小さなヒナだけが動いている。

「お兄ちゃん・・・助けてあげて!」

私は団地から離れ、近所に長い脚立のある家を片っ端から探し回った。ずいぶんと走り回ってやっと見つけた。「すみません!脚立を貸してください。ヒナが落ちちゃったんです!」玄関から出てきたおじいちゃんは「そりゃあ大変だ。持っていって。錆びてるから開くかわかんねえけど。」

団地に戻り階段を走り、アクロバット的なかけ方で脚立をなんとかツバメの巣まで届かせた。錆びた脚立がもし折れたら、踊り場の4階から私はまっ逆さまだ。福祉の世界では「惜しい人をなくした」とかと言われるのだろう。

でもヒナを無事救出。足は震えたが、妹の期待には応えた。

そのヒナたちが、巣立ちの時期を迎えているというのが、先ほどのメール。なんとも可愛い、私の妹らしいメールだ。ツバメの巣の写真までついていた。200707260734331

妹よ、困ったときはいつでもお兄ちゃんを呼ぶんだぞ!

いつでも助けになってあげるからな。

ちなみによくこのブログにコメントをくれる「giriimo」とか「girl sister」は義理の妹で、妹はどちらもやっぱり兄としてかわいい。

以上、「親離れ子離れそして兄妹離れのすすめ」でした。

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2007年7月11日 (水)

しんちゃん

週末になると、うちの子供たちは「しんちゃんのところに行く~」と大騒ぎ。「しんちゃん」はもともと自閉的傾向が強く、強度行動障害があって、それゆえ車椅子にもなってしまった。そして今はまだ長期リハビリ入院をしている。その病院に行って、しんちゃんに大好きな車のことを聞いたり、車椅子に乗せてもらうのがうちの子供たちの週末の決まりごとになってしまったようだ。

先週末「親父は(疲れているから)また今度にしようよ」と言ったのだが、泣いて抵抗するので、連れて行った。しんちゃんと特に会話をたくさんするわけではなく、たまにベッドに登ってトランポリンのようにして遊ぼうとして私に怒られたり、車椅子に乗って病院の廊下を走ったりして怒られたり、まあそんな感じでした。

また先日、タケシ君のうちに私が行くとき、長男もついてきた。タケシ君のお父さんの体調についての話やその他今後の生活のことなどの話をする。タケシ君は近くで手を振って飛び跳ねていたり、ワーワーをやっている。そんなタケシ君に、長男が近づいたり話しかけたりしている。

「やっぱり、こういう子(知的障害者)をいつも見ているから平気なのね。」とお母さん。普通の子ならびっくりしたり恐がったりするらしい。

確かにうちの子たちは慣れてるよな。我が家にも最近家族になったおじさん(知的障害者)がいるし、いつも一緒に遊んでいるし。作業所の旅行にもついてくるし。

うちの子たちにとって、こういうちょっと変わったおじさんは、近い目線で遊んでくれるから好きなのだろう。

障害者のホームステイみたいな事業ってあったら面白いのにな。

さあ、今日も仕事。今日はソフトボールクラブの練習もあります。週末あの全国レベルの強豪、習志野高校女子ソフトボール部との交流試合もあります。

いつも本気で試合をしてくれるので、もちろん30-0とかで負けてしまうのですが、なんとなくすがすがしいのです。本気でやってくれるのは、うれしいことだし、試合をしてくれる彼女たちも、障害を持つ人たちとの付き合い方(普通に接する)をこういう機会で感じてくれればなおいい。

じゃあまた。

しんちゃん、今週は忙しくて顔出せないかもしれないけど、病院で騒いだりするなよ!騒いだら、看護師さんからすぐに報告もらうようになっているんだからな!

看護師さん、リハビリの先生。すみませんが、よろしく。しんちゃんがもう少し元気になったら、カラオケにいきましょう。

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2007年6月25日 (月)

アオムシ

週末、私が料理をしている時、ほうれん草に蝶のさなぎを発見。長男に見せたら大喜び。「アオムシがさなぎになったんだね。蝶になったら、ぱ~っと飛んでいくよ」…結局、我が家の庭のトマト畑でさなぎを飼うことにした。

そうそう、長男も4歳になりました。まだ年少組です。

さなぎの様子が気になり、すぐに庭に出ようとする長男。網戸を開けたまま庭に出てしまうので、蚊がたくさん入ってしまう。長男に「蚊が入るから閉めて!」というとなぜか変な格好(志村けんのアイ~ンみたいな格好)で固まっている長男。「何してるの!」というと「ちょっと待って!すぐ終わる」と彼。よく見ると肘に蚊が止まっていて、長男は蚊が血を吸い終るまでじっと待っていた。長男は蚊を殺すことも許してくれない。もし次男(2歳)がコガネムシの胴体を引きちぎって「あっぶっ壊れちゃった~」などと言っているのが長男の目に止まったらと考えると、とても恐ろしい。

とにかく、そんな長男が庭でさなぎを育てている。

その翌日、今度はアオムシが小松菜に乗って我が家にやってきた。8mmほどの小さいアオムシ。当然長男は大喜び。庭のトマト畑での飼育が許されなかったので、虫かごで飼うことになった。このアオムシの可愛さには、長男だけでなく、家族全員が夢中になった。日曜日は我が家の中心にこのアオムシがいた。かなりの偏食家のアオムシで、小松菜、キャベツが大好き。タンポポは拒否。何を食べて何を食べないかで家族の輪ができた。

「このアオムシは、いっぱい食べてさなぎの中に入って少し休んで、今度出てくるときは、蝶になるんだよ。オモシロ蝶になるよ。」と長男。

「オモシロ蝶?」…すぐにその意味が分かって爆笑してしまった。庭でさなぎを見ながら私とばあちゃんが「これはモンシロ蝶だね」と話していたのを長男が聞いていて、「モンシロ蝶」が「オモシロ蝶」になったのでしょう。

じゃあ、このオモシロ蝶のアオムシの名前を決めよう。

長男がすぐに提案。「トモノアオムシ」。

「えっアオムシっていう名前?」と私が聞くと、「違う!トモノアオムシ!」と長男。

4歳児の頭の中では、トモノアオムシは、すでに家族なのでしょう。家族はみんな同じ苗字を持つから、同じ苗字をつけたのでしょう。「でもトモノアオムシは、トモノタロウ(我が家のカラス)に見つかったら、すぐに食べられちゃうよ」と周りが言うと「絶対にダメ!」と拒否する長男。

日曜日はそんなアオムシデーでした。ただ不幸なことにこのトモノアオムシ、次男の目に止まり、次男は夜、虫かごを振り回したり投げつけたりして遊んでいました。(長男は見ていないようです。)しばらくじっとして動かなかったトモノアオムシですが、夜の11時ごろ、再びキャベツを食べ始めたのでひと安心。アオムシの運命や如何に。

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