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2007年7月26日 (木)

「読んでますよ~」

最近、あちらこちらで「読んでますよ~」と声をかけられる。そういわれた瞬間に「この人のお心を害するようなことは、書いてなかったかな?」と頭の中で記憶の引き出しの総点検が行われる。冷や冷やものである。

昨日、O君の送りで、O君自宅近くまで行ったとき、O君のお父様にお会いし、「読んでますよ~、なにかコメント書こうかと思うんですけど、何書いていいか…」と声をかけられた。

「O君パパが読んでいたとは・・・。じゃあ、あのことは書かなくてよかったぁ。」・・・そんなことを考えました。

「あのこと」とはこんなことです。来月うちの福祉作業所の有志が、富士山に登る計画を立てています。今日もそのための会議があるといいます。そしてその「富士山計画」に、当然元気もののO君も誘ったのですけれど、O君が行くかどうかが決まる前にO君パパ、O君ママが参加することになったのです。「O君が心配なら、その日うちでO君を預かっていましょうか?」という話にもなりかけましたが、結局「O君パパ、ママが行くならO君も連れて行きましょうよ」ということになった。

「面白い家族だなあ」ということで、その記事を書こうと思ったことがありました。

「面白い家族」ついでに、ずいぶん昔、こんなことがありました。O君は養護学校時代から体を動かすことが大好きで、常に体力が有り余っています。作業所に入ってきて1年目。週末になるとO君パパ、ママがO君をマラソンに連れ出したり、サイクリングに連れ出したりと、その有り余った体力の消費のために苦労されています。当時私は、「O君パパとママの負担を少しでも軽くしてあげたいなあ」ということで、若い(体力のある)女性職員を連れて、休日O君とその先輩のU君を連れてサイクリングに行きました。4人で船橋から佐倉まではかなりの距離です。こいのぼりの泳ぐすがすがしい季節でした。(当時撮影したビデオがまだ我が家にあります。)

O君を自宅に送るとき、「O君パパとママは、これで少しゆったりした休日を送れるかな」と思っていたのですが、O君ママから返ってきた言葉に驚かされました。「うちの子を見てくださったから、パパとふたりで海の方をずっと走ってきました。」

「海のほうってどこまで?」

「江戸川越えて…」

「江戸川越えたら東京じゃん!」

こっちは船橋市から佐倉市までサイクリングをしてきて「遠かったなあ」と思っていたのですが、パパとママはなんとその時県境を越えて走っていたのでした。

(体力が有り余っているのは、O君だけじゃなかったのね・・・。)

こんな記事を以前書こうとしてやめたのですが、いや~O君パパが「読んでいる」と聞いて、「書かなくてよかった~」とホッとしました。

でも書いちゃった!O君パパ、これからもよろしくお願いします。富士山は頑張ってきてください。

うちの作業所と「富士山」については以前記事にしたことがあります。

http://kanpasu2004.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_c98c.html

http://kanpasu2004.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_f2eb.html

またかつて(9年前?)、O君と一緒にサイクリングに行った女性職員とは、今はどうやら私の息子たちの母親になったようです。

おしまい

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