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2007年3月16日 (金)

心の歌

「みんな〜おなじ〜生きているから〜ひとりにひとつづつ、大切ないのち〜」

次男の心歌(こうた.1歳)が最近この歌ばかり歌っている。これなんだっけ?なんかのコマーシャル?
と思っていたのだが、やはりコマーシャルだった。コマーシャルに合わせて心歌も歌いだした。心歌の歌はまだ棒読みで、途中はっきりしない部分もある。「ひとつづつ」のところが「ちちゅちゅちゅちゅ」となる。だからすぐに何を歌っているのか分からないときがある。しかし長男の風歌(ふうた.3歳)は心歌の歌や言葉がすぐに分かる。心歌が歌いだすと、それに合わせて一緒に歌う。そして「大切ないのち〜」のところだけ、叫ぶように大きな声で歌い、心歌もお兄ちゃんのまねをして大声で歌う。

「みんなおなじ、生きているから。ひとりにひとつずつ大切ないのち」

親父もそう思って、お仕事してるんだよ。命を授かってまだ1年の君に、「いのち」がどれだけわかるのか。でも逆に40年近く命を消費している私には十分に分かっているというのか。有限な命の無限な連鎖と営みの中では、38年と1年の差は大した差ではないのではないか。いろんなことを考えながら、二人の歌を聞いていた。

カメを抱きしめ、ネコやイヌに乗っかり、金魚や鳥を眺めている心歌の一日の仕事は、親父の昼間の仕事とたいして変わらないのかもしれない。

俺たち、同じかもね。でもちょっと違うところがあるんだ。

大切なもの失うと、とても悲しいんだよ。金魚だってほかの動物だって、心歌より先輩で、心歌の1年は、まだ先輩たちを失った経験がない。

これからその経験をたくさん積まなければならない。そしていつかは私自身が身を持ってその経験を心歌に与える日も来るのだろう。それでも歌い続けてくれたらいいな。

「みんな〜おなじ〜生きているから〜ひとりにちちゅちゅちゅちゅ〜」

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