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2007年2月13日 (火)

私の日常

 朝起きてコーヒーを飲んでいると、出窓の外にいつものメジロが2羽やってきます。彼らの好物グレープフルーツをぶら下げてあるからです。1羽は(オスかな?)いつも大胆にグレープフルーツをつっつきながらもう一羽を呼びます。もう一羽(メス?)はとてもシャイで、ぶら下げてある糸に留まりながら、キョロキョロ様子を伺い、大丈夫そうなら食べに来ます。

 私がストーブをつけるので、金魚たちも起きてきます。カメたちはよほど室温が上がらないと、起きてきません。犬やネコ、カラスは年寄りなので、寝ています。

 福祉作業所につくと、まずぬか床に手を入れます。私専用のぬか床が、作業所にはあります。頑張って働いている仲間たち、冬なのに汗を大量にかき、時に塩を噴いているので(笑)、こうして漬物を用意してあげているのです。ぬか床をいじりながら、その日一日自分が落ち着いて仕事ができるように暗示をかけます。

 冷蔵庫を開けると、たまに前日私が用意した漬物が残っていることもあります。ちょっとガッカリします。しかし食べてみると、「まだまだ漬物になっていないな」と思います。ぬか床は生きています。毎日かかわることが大切です。そして人間と同じで、マニュアルどおりにはいきません。ぬか漬けをはじめて1週間で、ベテランのぬか床と同じ味が出せるわけはありません。熟成されていくのです。いろんな野菜を包み込みながら、ぬか床は自らの味を出していくのです。そして手を入れる人によって微妙に味が変わってきます。何故かは分かりません。「生きているから」としか言いようがありません。ナスの色は、そのことが顕著です。

 さて、障害を持つ仲間たちの昼食、昨日は祝日で仕出し弁当が休みだったので、私が作りました。2作業所分の昼食。かたやきそばに野菜炒めをあんかけにして、味付けは豆板醤を軸にちょっとピリッとさせました。ちょっとピリッとした仕事につながるかな、と思って。

 炊いたご飯が残ると、たいていはおにぎりを作って、働く仲間たちの夕方のおやつにします。しかし職員がたくさん仕事を抱えているときなどは、私が彼らの夜食を作って置いておくこともあります。

 私はたいてい先に帰ります。帰る時間によりますが、早い日は夕食の準備をします。人参などはカメにも半分あげてしまいます。カメは人参が大好物です。6匹のカメ。誰が食べて誰が食べられなかったかは口元(クチバシ)をみれば分かります。赤くなってますから。

子供たちを寝かしつけてから、さあお勉強。本とにらめっこです。

お勉強は、内容でなく必ず時間で区切ります。そうしないと際限がないからです。時間になれば、ビールを飲んで、翌朝のコーヒータイムまでぐっすりです。

朝になれば、またメジロたちがやってきます。1匹は積極的で、1匹は慎重です。カメたちがようやく起きはじめる頃、私は作業所でぬか床に手を入れています。

おしまい

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