« よいお年をお迎えください。 | トップページ | お正月も終わります! »

2007年1月 1日 (月)

明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いいたします。

大晦日、わが心の師、北島三郎の「まつり」に酔いしれ、酔いしれすぎて記憶を失い、気付けば二日酔いとともに新年を迎えておりました。「せがれ、その手が宝物~」(まつり)にジ~ンとしました。越路吹雪も美空ひばりも、レイチャールズもジェームスブラウンも他界した今日、「心の師」は三郎先生のみであります。

さて年末の大掃除、我が家ではやはりキッチンが私のフィールドですので、キッチン回り、換気扇、ガス回りは一年の感謝をこめて、私が掃除するほかありません。(私が家にいるときは、私の妻も私の母もほとんどキッチンに立たせることはありません。料理と掃除は私の仕事です。)そして私は、大掃除用の掃除グッズは、けっこう詳しいのです。だいたい新しい洗剤などが出るとすぐに買いたくなります。「風呂釜用強力~」「強力カビ取り~」「強力油取り~」とかと宣伝されると、ついつい買ってしまいます。自分で確かめたいのです。

今回私が換気扇の掃除をしようとした時、わたしの母(ばあちゃん)と妻が「重曹を使ってみたら?」と言ってきました。二人が重曹にハマリ、本などを回し読みしているのは知っていましたが、「掃除のプロに掃除のアドバイスをしてくるとは何たる無礼者!」と思い、無視していました。しかしやはり自分で確かめたくなってしまうんですよね。洗面器にお湯で溶かした重曹を入れ、それにつけた雑巾で換気扇回りを掃除してみました。

これがビックリ!

スプレータイプの油汚れ専用強力洗剤ではどうしても直接スプレーした部分とその回りにムラができてしまいます。そのムラを取るために、無駄にスプレーを使ってしまい、しかも体によくないものを撒き散らしている気がします。しかし重曹は嫌な匂いもなく体に優しく、そしてきれいに汚れが落ちるのです。私は嬉しくなってキッチン全体をこの重曹で磨いて、すぐさまパソコンに向かって「重曹」について調べました。

これは面白い!いろんな用途に使える面白さだけでなく、「これは哲学的に面白い存在だ」、そう思ったのです。この大地に深く眠っている鉱石や海底海中にも存在し、人間の体内にも存在する。そして双方の浄化作用をひっそりと引き受け、かつ人間が自然の一部であることを証明している。物理学的法則性からはみ出すことをせず、自然は物質の自己運動を通じて変貌し、やがて人間的自然を産み落とすに至った。自然の一部であり、自然からはみ出し、かつ現在自然に逆らおうとする優秀であると同時に愚かであるこの人間なるものを自然史的過程の中から生産し、かつ場所的に再生産している。人間が愚かにも、本質的には自分自身がその一部であるはずの自然に公然と刃向かい、産業や文化、生活を作っている。人間はこうして人間的自然としての自分自身を傷つけている。

 人間と自然の違いは、ただ脳髄と直結しているか、脳髄と空間的に切り離されているかの違いでしかない。畑に育つ葉っぱ類。これは誰が見ても自然の自然たる姿をしている。しかしこれを人間が摂取して体内に送り込まれ、体内の一部と化し脳髄と直結された時点で「人間」となる。それがやがて糞尿として体内から放出され脳髄と切り離された時点でまた「自然」となる。それだけの違いでしかないのだ。しかも脳髄の活動そのものも物質の自己運動とそれを支える物理学的法則性からなんら独立していない以上、人間は自然なのです。

 人間が本来自分自身である自然との無駄な争いに興じている。そこに歯止めをかけるかのごとく、自然の中から、人間の体内から、この重曹が自らをアピールしている。物質的であると同時に神秘的であるこの「重曹」に、そんなロマンを感じてしまいました。そんなロマンを感じながらの年末大掃除でした。妻やばあちゃんにこんな話しても「また難しいこと言ってる」ぐらいでほとんど聞いてくれないと思われますので、ブログにしました。誰か一人くらいは共感してくれるかな、と思って。桜井さん(笑)!

そしてA型族の諸君はすでに気付いているとは思いますが、「重曹」について、詳しく調べておくように。何か見えてくるような気がするぞ~。

こうして私は元旦から仕事ネタを考えているのでした。今年もよろしくお願いします。

|

« よいお年をお迎えください。 | トップページ | お正月も終わります! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/118028/4754552

この記事へのトラックバック一覧です: 明けましておめでとうございます。:

« よいお年をお迎えください。 | トップページ | お正月も終わります! »