« あと14年待て! | トップページ | 寒さも厳しくなりました。 »

2006年12月 4日 (月)

車椅子マラソン

12月3日(日)、シンタロウ君、はじめての車椅子マラソン大会に参加!

シンタロウ君については、何度か記事を書いたことがあります。

http://kanpasu2004.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_f2eb.html (またいつか富士山へ)

http://kanpasu2004.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_f265.html (かんぱす10周年台湾旅行)

シンタロウ君の大けがから1年半、シンタロウ君の第2の人生に付き合っていく中で、私自身の目標は3つありました。①当初予定していた「かんぱす10周年」の海外旅行にシンタロウ君を絶対に連れて行くこと。②車椅子マラソン大会に参加し、好成績を挙げること。③富士山に連れて行くこと。

台湾旅行は、前掲記事の通り最高に楽しい形で、無事実現しました。さあ、今度は車椅子マラソン大会です。車椅子歴1年のシンタロウ君、大ベテランの方々に対してどこまで力を発揮してくれるか。もともと持っている抜群の運動神経と本人のリハビリの努力がどこまで通用するのか。

昨年の「八千代ニューリバーロードレース大会」のときは、シンタロウ君入院していました。今年は「絶対に優勝するぞ!」とハッパをかけ、これまで練習を続けてきました。練習は水曜日の午後、薬円台公園で行っていました。当初は養護学校の後輩、コージ君がシンタロウ君の伴走をして練習をしていましたが、なんとシンタロウ君の車椅子の速さについていくことができずリタイア。結局今大会の伴走は「かんぱす」の職員(この呼び方本当は好きじゃないんですけどね)G君がすることになりました。普段からG君のシンタロウ君への思いは熱く、気持ちが一つになれば、きっと優勝してくれると信じていました。「どのくらい熱い思いなのか」について。先日、ある小宴会の席でG君はシンタロウ君のお母さんの前でこう宣言。「クニちゃん、タケシ君、シンタロウ君なら養子にもらってもいい」。そういい切れるほどの思い入れです。(でもお母さんの前で「養子」宣言ということは、これってプロポーズ?)

さてレースです。普段はフラフラしていることの多いシンタロウ、スタート前はやはり緊張した顔をしています。中には速そうな人もいます。車椅子そのものがスポーツ用です。

そんな中でのスタート。最初の直線で一気に先頭に出るシンタロウ、やはり速い!

しかしそこで思わぬアクシデント。歩いている分には気付かないくらいの凸凹が、やはり車椅子にとって障害となって、とくにスピードを上げたときに車椅子自体に大きな振動を生みます。そしてすでに神経が切れ、感覚をなくしているシンタロウ君の足が、車椅子から落ちてしまいました。トップスピードで走行中に落ちた足を椅子に乗せようと前かがみになるシンタロウ君、その瞬間バランスを崩し転倒してしまいました。

大きなケガにはつながらず、安心しましたがその後もやはりスピードに乗り切ることができず、4位に終わってしまいました。優勝だけを考えてここまで練習してきたシンタロウ君にとっては、とても残念な結果になってしまいました。

そして何よりも事前の私自身の配慮不足が悔やまれます。足をバンドで固定してあげていれば、こんな事態にはならなかったからです。申し訳ない気持ちです。

でも普段あまり見せない、本当に真剣な顔、とても輝いていました。シンタロウとこうした緊張感を味わえる日がまたやってきたということも、ある意味奇跡といえます。以前は一般成人マラソン大会の10kmの部に出場し、いつかフルマラソンを走ることも夢見ていました。そして事故後の第2の人生でも、こうして輝くことができたのです。

シンタロウ、来年こそはぶっちぎりで優勝するぞ!普通の優勝では許しません。ぶっちぎりです。

|

« あと14年待て! | トップページ | 寒さも厳しくなりました。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/118028/4423832

この記事へのトラックバック一覧です: 車椅子マラソン:

« あと14年待て! | トップページ | 寒さも厳しくなりました。 »