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2006年12月28日 (木)

私はどうしても許せなかった。

私はどうしても許せなかったのです。K君は、弱いものを決して馬鹿にしない。強いものに打たれても決してへこたれない。優しさは表に出し、悔しさは胸にしまう。不器用だし仕事もできる方じゃないけど、そういう真面目さと優しさは、だんだんと味わいのある仕事をしてくれるようになるし、職場においてはなくてはならない存在になる。1年目より2年目、2年目より3年目、きっと重宝される。だから自信を持って企業に就職させたのです。「障害者だから」ということでなく、一人の人間として社会人として必要な人になる、そんな男です。

だから私は許せなかったのです。横っつらを思い切り張り倒しました。これを暴力というならいえばいい。

この時の障害者チームとのソフトボールの試合は、いつも通りの圧勝ムード。確かに誰もが「今日も楽勝だなあ」そう思っていたでしょう。私もベンチで怖い顔をしながらも、内心は安心しきっていました。そんな時、K君はわざと2塁から1塁に向かって走り出したのです。相手の1塁手を馬鹿にしながら。そんなことをする奴だと思ってキャプテンに任命したわけではない。相手は一生懸命プレーをしている。そんな時に明らかに馬鹿にした態度。

選手全員をベンチに呼び戻し、全員に頭を下げさせ、私は試合放棄しました。馬鹿にした時点でこちらの負けです。そしてK君を思い切り張り倒したのです。これを暴力というならいえばいい。適正化委員、市や県の障害福祉課や苦情処理第三者委員が何を言おうと関係ない。「処遇」云々の問題ではない。これは男と男の信頼関係の問題だ。私のK君への信頼の問題だ。「障害」云々の問題ではない。それが分からない奴は一列に並べて全員張り倒す。

そう宣言したところで目が覚めました。朝の4時。汗びっしょりかいて。全部夢であることに気付きました。正直ホッとしました。

Kが人を馬鹿にするようなことをするはずないよな~。

でも4時に目が覚めちゃったよ。あと1~2時間は寝られるはずだったのに。私がK君を100%信頼していれば、こんな夢は見なかったはずだ。たとえそれが99%であっても、残りの1%がこうして夢となって現れたのだ。

そういえばK君、「就職できたら所長と武井さんに、ハンバーグステーキをおごります」と約束していたよな。まだおごってもらってないぞ!

寝不足の原因は、そのハンバーグステーキだ。

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