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2006年9月 6日 (水)

人生の選択

3歳になった長男。先日新聞の折り込み広告で船橋市内の私立幼稚園マップが冊子になって入っていたのを見つけて、じっと見入っている。

そうか、そろそろ幼稚園を考えなければいけない時期か。願書受付が11月。その前に各幼稚園で説明会、見学会などが催され、それが進路選択の一助となる。在宅か幼稚園か保育園か・・・。正直なところ、息子(たち)が妻と離れて何時間も過ごすということは、まだ考えられない。保育園などは5時まで、いやそれ以上に預かってくれるという。まったく驚きだ。そんな長い時間親子が引き裂かれていたら、妻がもたない。私だって胃に穴が開く。小学校に入学するまでの必要なしつけや学力は、私が見るつもりであった。息子よ!大丈夫だ。私がお前を、スーパーマンにしてあげるから。

幼稚園ガイドをしばらく読んだ後、息子は私にこういった。

「おやじぃ、ふうた、この幼稚園に行きたいな!」・・・おおっ!息子よ、私から離れるつもりか。あどけないその笑顔で、私から巣立っていくつもりなのか息子よ!いや、違う。何か理由があるはずだ。

「なんでこの幼稚園がいいの?」と私。「ボールでみんな遊んでるでしょ?ふうた、ボールがある幼稚園がいいんだぁ」。・・・ボールかぁ。分かった。親父に任せておけ。

さっそくサッカーボールを買い与えた。親父がお前をJリーガーにしてあげるからな!

「おやじぃ、ふうた、このボールもって幼稚園に行くんだ」と息子。

父親として、一人の人間として、私は人生の大きな岐路に立ち、そして決断をした。息子よ!お前の気持ちは十分に分かった。親父と一緒に、いい幼稚園を選ぼう。

さっそく息子と一緒にインターネットで市内私立幼稚園のマップを検索。「しつけ」とあれば、「厳しすぎるんじゃないか」と心配になり、「遊びが第一」とあれば「遊んでばかりで大丈夫か?」と心配になる。「設立数十年」とあれば、歴史にアグラをかいているんじゃないかと疑念を持ち、「新しい校舎」とあれば未熟ではないかと疑念を持つ。

ダメだ!私には決める勇気がない。・・・息子をパソコンの前に残し、居間に戻り私はコーヒーをすすっていた。しばらくして多少落ち着いた私は、自分の部屋(実はここが私の会社)に戻った。息子はまだパソコンと睨めっこ。なんとスクロールをしていろんな幼稚園の写真を見ていた。「やっぱり、このボールの幼稚園にするね。大丈夫だよ」と息子。来週、この幼稚園の見学会に行く。

福祉作業所の所長として、私がいつも親たちにいうのは「子離れをしなさい。親離れをさせなさい」ということ。実は説教ばかりしています。

お母さんたち、実はこれが私の姿です。笑いたければ笑えばいいが、でもお互いさまだぞ!

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